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ヨハネの福音書1章29節「人生の道しるべ」

 私たちは人生に迷う時、何かの道しるべとなるものを探そうとします。聖書の中にはいたるところに私たちに歩むべき道しるべを示してくれていますが、そこには必ず、私たちの救い主イエス・キリストの限りない愛と力と助けが存在します。イエス様より少し前に誕生したヨハネという人物は、イエス様が救い主がやって来るのを待っていました。そして、イエス様やって来るのを見ると、人々に声高らかに「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」(ヨハネ1:29)と言って私たちの人生を導く救い主を指し示しました。

 その後、イエス様はヨハネから洗礼を受けると天からの声が響いて来ました。「これは私の愛する子。私はこれを喜ぶ」父なる天の神様から示された、私たちの確かな道しるべとなる救いの宣言でした。イエス様に導かれ、従っていけば間違えがないのだ、苦しみ悩みの中で迷いやすい弱い私たちを愛し、助けてくださるお方が確かにおられるのだというのです。

 私たちが道に迷った時、行きたいところ、帰りたいところ、会いたい人がはっきりしていなければ、どんな道しるべも意味がありません。目には見えませんが、イエス・キリストという今も生きて私たちとともに歩んで助けてくださるお方が、神様の御もとに導いてくださるのです。イエス様は、神様のもとに行くことができないほど心が汚れてしまっている私たちの身代わりに十字架にかかり死んで、救いの道を開いてくださったのですから。命がけのイエス様の愛は決して変わることがなく、どんな時も私たちを見捨てることはないと約束してくださっています。

 聖書が私たちに示してくださる人生の目的地は天の御国、私たちはそこを目指してイエス様を道しるべとして歩んでいくことができるならば心に湧き上がる平安をもちながら力強く進んでいくのです。時には、様々な苦しみの中で迷い絶望と思うような出来事があるかもしれません。イエス様が見えなくなってくださることもあるかもしれません。そのただ中にイエス様は来てくださり、道を開いてくださるお方です。

 

 日本のキリスト教未伝地にキリストの福音を急速に伝える為に、1925年(大正14年)まず本州中央部の群馬、埼玉、栃木の3県より伝道を開始したセントラル・ジャパン・パイオニヤ・ミッション(中央日本開拓伝道団、創立者マーガレット・エミー・バーネット師)の働きの結果、各地に起った信者の団体(教会)がそのミッションの教義、信条に基き共同の目的である信仰の純潔を保持し、徳性を養い、福音伝道に奉仕せんが為に結合し、1927年(昭和2年)福音伝道協会を組織した。

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