December 21, 2018

5:1 エルサレムのちまたを行き巡り、さあ、見て知るがよい。その広場で捜して、だれか公義を行ない、真実を求める者を見つけたら、わたしはエルサレムを赦そう。

5:2 たとい彼らが、「主は生きておられる。」と言っても、実は、彼らは偽って誓っているのだ。

　人がいない。　人間はたくさんいるけれども、神を恐れ、真実を求める者はいるか。そう問われ時、「この人がいます」と言える人がいるでしょうか。

　神はおっしゃいました。

エルサレムのちまたを行き巡り、さあ、見て知るがよい。その広場で捜して、だれか公義を行ない、真実を求める者を見つけたら、わたしはエルサレムを赦そう。

　遡ってアブラハムの時代、ソドムとゴモラの町は、１０人の義人がいなかったので滅びましたが、エルサレムに一人でも義人がいたら赦す、そう神はおっしゃっています。

　この日本の国にクリスチャンは多くはありません。けれども本当のクリスチャンが一人いたら、その町のために大きな働きをします。本当のクリスチャンが日本にいたら、日本をささえ、日本を守ります。それはどんな軍備や予算をもって日本の防衛に当たるよりも、もっと確かな日本の守りとなります。

　一人の人がどう生きていくか。大勢の人たちよりも、一人がどうであるかを神は見ておられるのです。一人の真実を求める者がいれば、神はエルサレムを赦そうとおっしゃっておられます。

　けれどもイスラエルである人たちは、神からの戒めをいただきながらも、それを拒んでしまいました。偉い人たちもまた神の律法を曲げてしまいました。そうしたものを神はどう赦すことができるでしょうか。

　神は悪をそのままにされるお方ではありません。罰しなければきよい神ではありません。神の厳しさの前に私たちが罰せられずに生きているのは、イエス・キリストを罰することで、私たちを赦してくださるからです。神が忍耐し、御子を十字架につけて罪の贖いとしてくださっておられます。人は傲慢で悔い改めことが苦手。そこに気がつくか、どうか。

　神はどこまでも悔い改めて立ち帰る人を待っておられます。

　神のお約束は永久不変です。神の深い配慮の中でこの世界が保たれ、私たが生き、私たちのわざがなされていることを、私たちは忘れてはなりません。